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2024/10/16 司法試験
司法試験とは
司法試験(しほうしけん、英: Bar examination)とは、裁判官、検察官または弁護士になるための国家資格、すなわち法曹資格を付与するための国家試験をいいます。

受験資格を得る方法には、「予備試験ルート」と「法科大学院ルート」があります。

現在、弁護士・裁判官・検察官(法曹三者)になるためには司法試験に合格することが必要です。司法試験には受験資格があり、法科大学院を修了もしくは予備試験に合格することです。予備試験には受験資格がありませんので、大学在学中でも司法試験合格を目指すことができます。

法科大学院ルートは、全国にある法科大学院のいずれかに入学し、2年あるいは3年の課程を修了することで受験資格を得るルートです。

令和5年(2023年)司法試験からは、法科大学院在学中でも一定の要件を満たせば修了を待たず受験できるようになりました(在学中受験資格)。

入学金・学費等の金銭的負担、単位取得のための時間的負担がかかりますが、予備試験の激しい競争を突破せずとも受験資格を得ることができます。

司法試験は、短答式試験と論文式試験からなります。

1 短答式試験
憲法 20問ないし25問程度とし,50点満点とする。
民法 30問ないし38問程度とし,75点満点とする。
刑法 20問ないし25問程度とし,50点満点とする。

2 論文式試験
公法系科目 1問2時間 問題数2問 問題1問につき100点配点の計200点満点
民事系科目 1問2時間 問題数3問 問題1問につき100点配点の計300点満点
刑事系科目 1問2時間 問題数2問 問題1問につき100点配点の計200点満点
選択科目 問題数2問3時間 計100点満点

選択科目は、
倒産法
租税法
経済法
知的財産法
労働法
環境法
国際関係法(公法系)(国際法(国際公法))
国際関係法(私法系)(国際私法、国際取引法及び国際民事手続法)
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